2021年12月31日金曜日

今年最後の投稿になります。

本年は大変お世話になりました。来る年もよろしくお願いいたします。

以下、新しい作品のお知らせです。


アンジェラの物語①〜パブリックスクール編〜

今回から、新しい物語の始まりです。

成績が芳しくなくて、パブリックスクールを留年してしまったアンジェラ。

本来なら卒業して、大学のキャンパスライフを謳歌しているはずなのに、制服を着て、一つ年下の生徒たちと一緒に居残りをさせられてしまいます。

これに不満を持って、悪態をついた上で、逃げ出してしまったアンジェラに学年主任のデイビッド・アシュリー先生からの笞のお仕置きが与えられます。


初めての笞のお仕置きを受けたアンジェラは、恥ずかしい気持ちと同時にアシュリー先生へのこれまで感じたことのない感情が芽生え始めます。

 

その後、アンジェラは週に一度アシュリー先生からの個人指導を受けることに…


多分、数十年前の英国では本当にあったんだろうなと思われるようなストーリーです。

ベーシックな学校での笞打ちの物語。一度は訳しておかないとみたいな物語です。


今回はアンジェラの尻が笞で腫れ上がります! ビシッ!



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2021年12月25日土曜日

カーペット叩き(Carpet Beater)

今回も、以前紹介しましたCurious Pleasures: A Gentleman's Collection of Beastliness(奇妙な遊興: 紳士のための奇癖コレクション)から、「カーペット叩き」について以下紹介いたします。




カーペット叩き(Carpet Beater)


裸の尻を適度な力で叩くと、ピリピリとした鋭い痛みを与えることができる一般的な家庭用雑貨でのことです。


特に下級のメイドたちの間では、尻を打たれるとき、適度な痛みはあるものの笞ほど厳しくないため、人気がある道具です。


マズウェルヒルのE・L夫人が雇っている2人のメイドたちの口に出すのも憚られる行為は、その良い例として伝えられています。

その2人のメイドたちは、最も基本的な道徳的慣習も、最低限の礼節さえも忘れてしまっていたようです。

彼女たちは、雇われている邸宅の庭で、交互にカーペット叩きを使って、お互いの尻を叩き合っているだけでなく、その合間に笑いながら冗談を言い合っているのが目撃されたのです。


1人の娘は野外であるのも関わらず、自らスカートを大胆に捲り上げ、尻を丸出しにした挙句、尻を振りながらカーペット叩きを待っています。

それを見たもう1人の娘は、「まったく大きな尻だね!」などとメイド長のモノマネをしながら、普段の仕置きの場面を再現して見せるのです。

その後、打ち役と打たれ役は交代し、「さあ!役立たずの小娘にはこれが必要なはずよ!尻をお出し!」と今度はE・L夫人からの折檻を再現するように、カーペット叩きで裸の尻を打ち据えるのです。


この「おふざけ」は、1時間以上も続いた後、執事によって見つかったことで終幕となりました。

その後、この2人のメイドたちが、執事かメイド長からもっと効果的な道具(杖笞や革鞭)によって、尻を並べて叩かれたことは想像に難くないでしょう。




2021年12月24日金曜日

メリークリスマス!

今年は、このブログを立ち上げられて本当に満足しています。 ご愛読いただきました皆様にささやかなお尻ぺんぺんのクリスマスプレゼントを! くる年も皆様に幸多いことをお祈り申し上げます。 ビシッ!

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2021年12月18日土曜日

Figging (フィギング)

西欧のお仕置きを検索しているとこの「ジンジャープラグ」に遭遇することがあります。しかしあまり意味が分かっていませんでした。

試してみたいと思ったこともありますが…

今回は、先週紹介しましたCurious Pleasures: A Gentleman's Collection of Beastliness(奇妙な遊興: 紳士のための奇癖コレクション)から、「ジンジャープラグ」について以下紹介いたします。

Figging (フィギング)


礼儀作法の範囲を超えずに説明するのは難しい行為です。

一般的に「生姜」として知られている単子葉の多年生植物で学名をZingiber officinaleと言います。

その根茎を小さな砂時計型に切り出し、俗に「ジンジャープラグ」という尻の穴を塞ぐ「栓」を作り、これから行われる厳しい尻叩きを待っている女性の肛門に挿入します。

効果としては、女性の尻を笞打つとき、その女性にこれから打たれる尻をより強く意識させる効果があると言えば十分でしょうか。


この「ジンジャープラグ」と呼ばれる物体は、快楽のために少女を笞で打つことを好む紳士が、まさに期待する場所に挿入されるのです。

これにより、笞打たれる女性は肛門に強い灼熱感を得て、足をもぞもぞさせたり、奇妙な足踏みをしたり、足の指がくすぐったくなり、その結果、打たれる尻を静態させていることができず、紳士は目の前に差し出された尻の様々な表情を楽しむことができます。

また、尻の筋肉がうまく締められなくなり、笞に備えることもできなくなるのです。

これは、単に恥ずかしいお仕置きを与えるだけでは満足せず、笞打たれる者の高慢なプライドを最後の一片まで奪い取ろうとする紳士・淑女が好んで用いる手法です。


最も生意気で勝ち気な若い女性でさえ、この「ジンジャープラグ」の挿入を恐れます。

しかし、それは純粋な恐怖というよりは、むしろ興奮した不安感というべきでしょう。


例えば、杖笞の愛好家としてされるMiss L・Fは、よくメイドたちを集めてカードゲームをしました。

そのカードゲームに負けた場合には、「ジンジャープラグ」と「最高の6回(=杖笞による尻叩き)」が待ち受けていました。

テーブルの中央に置かれた受け皿の上には、生姜のかけらと果物ナイフが置かれ、不幸な敗者の運命が誰の目にもわかるようになっていました。

このカードゲームは、その恥ずかしい罰のおかげで、異常は緊張感が漂っており、少女たちは必死になって勝とうとしますが、罰を免れた者の顔には安堵感と同時に一抹の失望感が漂っているのを感じました。

また、ゲームに勝った者には、これから目の前で行われる罰への期待感と高揚感といったらありません。


ゲームに負け、泣き喚くメイドの尻を平手でピシャン!と一、二発叩いた後、ゲーム参加者の目の前で、おもむろに尻肉と肛門を広げられ、「シンジャープラグ」を挿入される姿はなんとも甘美で羞恥に満ちた姿でしょうか。


時には、Miss LF自身もゲームに負け、その艶やかなドレスのスカートを捲り上げ、自ら堂々と大きな尻を晒し、二つの蕪(かぶら)を左右に広げ、肛門を差し出して「ジンジャープラグ」を待ち受ける姿も実にエロティックでありましょう。





2021年12月11日土曜日

最近買った興味深い図書

本日は、最近買った興味深い図書について、紹介します。

Curious Pleasures: A Gentleman's Collection of Beastliness

奇妙な遊興: 紳士のための奇癖コレクション



この本は、ヴィクトリア朝時代の性癖カタログのようなフォーマットを採用しており、ワード毎にその解説を行なっているものです。
例えば、「尻叩き」「ガァバネス」「パドル」「杖笞」「白樺の枝」「お仕置き」といった、本ブログの読者の方たちにとっては、目新しくはないが、放っては置けないワードの解説はもちろんのこと、「ダンス」「バーレスク」「カーペット叩き」「電気刺激」「Figging 」と言った変わり種、またそれ以上に今まで聞いたことのないようなワードの解説もたくさん掲載されています。

また、イラストも全てのワードというわけではないですが、時折掲載されており、風合いも独特で即買いしてしまいました。

以下はこの本のいわゆる「はじめに」の部分です。

この本は、ヴィクトリア朝時代、英国の図書館では、鍵をかけて管理されていた。

この本を手に取ることができるのは医師や学者のみに限定されていた。

スコットランド・ヤード(=警察)もこの本を参考図書として保管しており、或いはシャーロック・ホームズも捜査で、この本を活用したかもしれない。


英語圏でこの本を個人所有している者は、妻や子供達、メイドの手に届かないよう、棚の一番上の方に置いたり、鍵のかかったキャビネットに隠して保管していた。

なぜなら、この本を見た女性は、気絶してしまうと言われていたからだ。


多くの古書店においては、この本は伝説として語り継がれており、時折、初版本が世に出た際には、莫大な費用をかけて手に入れようとする者もいるくらいだった。

原本はすべて失われたとも言われていた。

しかし、フロイト以前のケーススタディが掲載されたこの奇怪なカタログの原本は実在し、最後の偽書から1世紀以上の時を経って今回復刻されたのだ。

大人の好奇心と許容できない女性の行動に関するこの国宝級の百科事典は、オリジナルのイラストをそのままに完全に復元されたのだ。

この禁断の学術的に狂気の作品は、現代の私たちにとっても非常に好奇心をそそられるものである。


この本の著者の正確なイニシャルは不明であり、正確な身元も謎のままである。

もしかしたら、博識な男性や大学の図書館からお金を巻き上げるために、ヴィクトリア時代のポルノ作家が作った作品である可能性もある。

確かなことは、著者が明確な目的を持って執筆したということだ。


「尻叩き」の解説部分のイラスト



本当の著者は、Peter Birchというスパンキング小説作家ですが、この本の著者名ではPeter Freemanという架空の作家ということで出版している凝りようです。
是非、読まれてみてはいかがでしょうか。








2021年12月4日土曜日

紳士の印 

※以前、pixivFANBOXに公開したものです。

ヴィクトリア朝時代においては、女性(尻)についた痣は、とてもデリケートに扱われていたようです。


蚯蚓腫れや赤い腫れは、状況によっては仕方のないこととされましたが、黒や青、紫色に内出血した傷は「残酷な行為の証」と見做されることもありました。


ある高名な医師は、妻を叱るときには、他のどんな道具よりも「スリッパ」を使うことを推奨していました。それは「柔らかい革は、『尻』に見苦しい傷跡を残さないから」という理由でした。


しかし、どうしても杖笞を使わなければならない場合には、「食い込みを防ぐ」ために、肛門に生姜のプラグを差し込むことが提唱されていました。

それは尻に刺さった生姜のプラグがあることで、杖笞の当たりが薄まり、アザが深く入らないといった効果があったようです。


「尻叩き」特に杖笞による折檻の前段階として、懲罰的な浣腸の施術が効果的であることは、当時の立派な出版物や医学雑誌にも掲載されていました。


19世紀後半、英国では妻を笞打つことは違法とされていましたが、使用人や扶養家族である娘たちにはその法律は適用されませんでした。

そのため、女性を折檻する際の正しい手順については、別の形が検討されました。


家庭教師のためのマニュアルでは、16歳以上の若い女性に限り、「バトラー(羽子板のようなパドル)による」尻叩きが提唱されています。

このマニュアルでは、「若い女性の尻に笞が食い込まないようにしなければならない、なぜなら食い込みがキツいと酷く見苦しい笞跡を尻に残す事になりやすいからだ」と指摘しています。また、この記事でも、予防のための健康的な方法として「生姜のプラグ」を提唱しています。「実際にこの方法は、矯正が必要な女性に使用することで効果的である。」と述べています。


もちろん、最も一般的で受け入れられる折檻の方法は白樺(バーチ)でした。

この方法は、深い傷をつけず、かすり傷程度で済むため、「紳士が行う女性への杖笞による尻叩きの代替手段」として広く受け入れられていました。


しかし、『Englishwoman's Domestic Magazine』誌で広く議論されているように、白樺(バーチ)はほとんどの若い女性、特に16歳から19歳の女性には過酷すぎるとよく言われていました。よって、スリッパによる尻叩きが「甘すぎる」と考えられた場合には、「軽い杖笞を採用する方が良い」ともされていました。


ここでも「笞」の良さが語られましたが、不思議なことに、そのような折檻を加えた効果についてはほとんど触れられていません。

要するに、紳士であれば女性に痣をつけたりすることはいけない事ではあるが、女性のその不幸な運命を回避するための方法は存在せず、ただ彼女たちは運が悪かっただけだということで解決しようとしているように思えます。


最後に、痣を気にしていたのは男性だけではなかったことを記しておきます。

レディ・モートンは若い友人への手紙の中で、夫からの「妥当なお仕置きや折檻」は「あなたを傷つけない限り」受け入れるべきだと語っています。


また、コンプトン・リーブス夫人は、夫からの折檻を受ける場合に、「白樺(バーチ)による尻叩き」ではなく、家庭教師のように「浣腸」や「プラグ」によるお仕置きを懇願していたことを日記に書いており、彼女もまた、自分の美しい白いお尻に見苦しい痣を残さないように注意していたことが窺えます。




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2021年12月1日水曜日

ポーラの日記④
今回で、ポーラの日記は完結します。
そしてポーラも英国への帰路に着くことになります。
物語は、英国に帰る途中で終わってしまいますが、英国に帰ってからのポーラのことを想像すると、この後もこの日記を読んでみたい気持ちに駆られます。
このシリーズは短くて申し訳ありませんでした。
月末から新しいシリーズが始まります。乞うご期待! ビシッ!




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あるレディーズ・コンパニオンの思い出(前編) さあ、今回から新しいシリーズの始まりです。 今回のテーマは「レディーズ・コンパニオン」です。 「レディーズ・コンパニオン」なんて聞き馴染みのないテーマですよね。 簡単に言うとお金持ちのご婦人と金で雇われた年下の介添人といったところでし...