性描写の代替品
「お尻叩き」がかつて性描写の代替品として、映画や小説に表現されてきたという記事をネット上で見つけましたので掲載します。(個人的には性描写よりも尻叩き派ですが…)
小説や映画において、西部劇ほどセックスの置き換えとして「尻叩き」が盛んに登場するジャンルはありませんでした。
西部劇というジャンルの中では、ヒーローが女の子のお尻を叩いて読者や視聴者を楽しませることがよくありました。
映画がそうであったように、ペーパーバックでもその傾向は強く、1960年代までの本に登場するカウガールのヒロインは、1章おきにお尻叩きを受けていました。をこのようなセックス代替しての「尻叩き」には飽くなき需要がありました。
1922年に出版された小説「Saddle Tramp」には、納屋で素っ裸にされての尻叩きをされるなど、いくつかのお仕置きシーンがありました。
また、「The Cattle Queen」(1936年)、「Lord of the Range」、「Marshall」、「High Hand」などの作品にも尻叩きのシーンが描写されていたと言われています。
残念なことに、これらの小説を原作としたほとんどの映画では、これらのシーンを取り上げていましたが、大半はスパンキングの場面を控えめにしており、20世紀初頭の西部劇では素っ裸の尻を叩くシーンはほとんどありませんでした。しかし、少なくとも2つの非常に珍しい映画では、しっかりと尻叩きを描いていた思われます。
1つは「キャトル・アニー」という初期のトーキー映画で、この映像はかつてデイリーモーションでは見ることができました。
この映画では、可哀想な若い女性が納屋に閉じ込められていました。
彼女が「あなたは二度とこの前のように私を叩くことはできないわ……」と言うと、厳格なカウボーイが「そうだな、今度はちゃんと下着を下ろして尻を叩かないとな。」と答えます。
もう1つは、「歌う丘」(1941年)という作品で、昔されたお仕置きについて陽気に語られるだけでなく、「ボス・レディー」が積極的にお仕置きをせがみ、よりにもよって執事にお仕置きされてしまうというものでした。このクリップもかつて見ることができました。
「尻叩き」が見られるのは映画だけではありませんでした。
1950年代から60年代にかけては、テレビの西部劇でも「尻叩き」を見ることができました。
「ブルネット・ボムシェル」(1959年)には、「尻叩き」と楽しむカップルが登場します。
エロティックなスパンキング小説の世界でもベストセラーは、西部劇のジャンルであると言われています。