2022年1月14日金曜日

枝笞(スイッチ)


前回に引き続き今回も、以前紹介しましたCurious Pleasures: A Gentleman's Collection of Beastliness(奇妙な遊興: 紳士のための奇癖コレクション)から、「枝笞」について以下紹介いたします。



枝笞は折檻の道具であり、したがって必然的にエロティックな折檻の道具でもある。
ヤナギ、トネリコ、リンゴ、ヒイラギ、ほうき、アシなどの植物の1種であったり、または、それらの新芽の付いた枝を生のまま切り取って作られるものであるが、特に白樺については別頁で詳しく説明している。

枝鞭は言うまでもなく素朴な道具であり、一般的には貧しい家庭や低知識層の家庭において、杖笞(ケイン)の代わりとして使われることが多い。


しかしながら、残念な例外もある。
それは、高貴で高い知識を持った身分の女性が、下賤な身分の男性を好むという独特の趣味を持っている場合で、その女性がたまたまマゾヒスティックな気質を持っていた場合である。


レディーC・B・Bは、革鞭の信奉者である。
彼女は、使用人の服を着て、地元の石切り場に行くことを習慣としていた。
石切り場では、石切作業を行っている男たちの中でも特に頑健な男を選び、その男を革鞭で打って辱めるのだ。
そして最後に、自分で選んだ粗末な枝笞をその男に差し出して、「さあ、これからはお前が男としての威厳を取り戻す時間よ。お前を貶めいたぶったいけない女使用人をどうやって躾けるのか!見せてご覧なさい!」と後ろを振り向き、自ら服を捲り上げ、尻を差し出して誘うように振るのである。
彼女は自らの尻を丸出しにすると、その枝笞で尻を打たせることで自らの悦びを得るとともに、男たちへの励ましを与えるのだ。
普通の男であれば、このような誘惑に抵抗できる者はほとんどいないだろう。
まして、彼女の匂い立つような艶かしい尻と先ほどまで革鞭で自らの尻を温めていたこの女を笞打つ機会を逃す者はいないであろう。








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