尻①
あまりに好きすぎて、詩のような散文を書いてしまいました。
自分でも、変態が極まってると思いますが、お目汚しにどうぞ。
バランスの良い大きなもの。
女の尻。
女の尻への慈愛は日を増すごと、歳を追うごとに大きくなってゆく。
女はその人間の体の中で最もバランスが良く。そして存在感のある場所を、
時に誇示し、時に存在に扱い、時に恥ずかしがる。
女の尻は美しい。自然の造形美としてこんなにも奇跡的にシンメトリーに存在するものがあるだろうか。
柔く、つっぱり、堂々たる存在感を示す。
そして、全てにおいて個性的である。
割れ目の黒いもの、白いもの。
渓谷の深いもの、浅いもの。
上に突き上げているもの、横に幅広いもの。
美肌で白く綺麗なもの、生活感あふれる吹き出物のあるもの。
また、誇示の仕方も千差万別である。
セクシーさをアピールするために踊る尻。
おふざけのオチとして勢いよく捲る尻。
思い出づくりに集合写真に収める尻。
温泉の気持ちよさから湯船に浮かべる尻。
そして、何より私の嗜好に最も好きなのが、
叩かれる尻。
自ら叩く尻。
お仕置きで叩かれるしり。
「尻」の文字を見るだけで、その前後の文章と情景への好奇心が高まってしまう。
春の夜、今日も一人、女の「尻」へ憧れを抱いる。
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