新生ハリス夫人 ~オレゴン・トレイル遥かなり~ <前編>
「オレゴン・トレイル」それはアメリカの西部開拓時代に、使われた道の名です。
それは、アメリカの象徴の一つであり、さまざまな人や家族が、その道を通って、新天地の西部を目指しました。
その道中は希望に満ちていると同時に、困難の連続でもあったはずです。
今回の主人公は、シャーロットという夫を亡くした女性。
そのシャーロットが、新しい夫であるハリス氏と再婚することから話が始まります。
オレゴンへと向かうハリス氏には、娘のロザリンがいました。
一方、シャーロットにもアメリア・ジェーンという娘がいました。
この女3人男1人の道中の物語です。
前編では、その導入が描かれています。
出発しようと幌馬車に荷物を積むところからトラブルは始まります。
頑固者で口数の少ないハリス氏は、女たちの詰め込むの荷物に納得がいきません。
新しい家族に気を遣って、彼女たちの荷物を極力詰め込もうとするロザリン。
そんな娘に、ハリス氏の厳しい折檻が必要でした。
その折檻とは…そう、当然「尻叩き」。
ロザリンの大きなお尻にハリス氏のベルトが唸ります。
今回は、オレゴン・トレイルという開拓時代のスパンキングストーリーを翻訳してみました。
初めはピンとこない時代背景でしたが、訳していくうちに非常にスパンキングとマッチする時代だと思いました。
「中編」「後編」の3部構成で、短い作品ですが、これからの展開が楽しみな物語です。
西部開拓時代の幌馬車隊の情景が思い浮かびます。
是非ともご拝読のほど!
ビシッ!
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