マーカム・プロジェクトについて
海外サイトにおいて「マーカム・プロジェクト」という過去の興味深い記事がありましたので掲載させていただきました。いくつか記事がありましたので、これから数回に分けてご紹介いたします。
マーカム・プロジェクトは、1880年代から20世紀初頭にかけて、プロの家庭教師であり教育者でもあったミス・エリザベス・マーカムによって開始されたようです。
彼女の目的は、家庭教師の養成と若い女性の教育における最良の実践を奨励することでした。
彼女は、16歳以上の若い女性や未婚の女性に対して、「いくら歳を重ねても、体罰を与えるべきだ」ということを提唱していたようです。
彼女の哲学は、女性がか弱い生き物ではないことを示し、平手、杖笞、白樺の枝などの「厳しい尻叩きの罰」は、「自分を高めたいと願うあらゆる社会的条件の女性」の規律と幸福のために不可欠であるというものでした。
問題は、1959年以前にマーカム・プロジェクトに言及したバイアスの掛かっていない記録がほとんどないことであり、すべてがデマであるか、当時の尻叩き雑誌に寄稿していた空想家たちが作ったものである可能性があるということです。
そのため、彼女の名前さえ、ビクトリア朝時代の鞭打ち小説のように聞こえてしまいます。
エリザベス・マーカムという人物は、世紀末頃の女子大学での体罰に関連して、成人(女性)の学生に杖笞や平手による尻叩きを提唱した別の教育者から言及されています。
しかし、これは同じ女性だったのか、それとも後のデマのきっかけとなったのか?
マーカム女史は、厳しい教育を受けたことが自分を育てたと感じていたようで、「家庭での躾」が行われる年齢を超えて「若い女性をお仕置きで躾直す」ことに大きな成功を収めたと主張しています。
彼女は、家庭教師になった後、自らも体罰を受けたと主張しており、さらに、家庭教師になるための訓練中に彼女の指導を受けた大人の女性にも、鉄の指示棒や杖笞で尻を打たれたと言っています。
マーカム・プロジェクトは、志を同じくする家庭教師やその他の人々のネットワークで、彼女たちの目的を達成するためのアカデミーのようなものを設立しようとしていた様子が窺えます。
当時、「Englishwoman's Domestic Magazine」などの出版物には、当時受け入れられていたと思われる家庭内での躾のための体罰についての様々なレポートが掲載されていましたが、それらの多くはでっち上げだったかもしれません。
ライバル誌からの引用では、
「成長した女性への尻叩きのお仕置きは自然豊かな立派な邸宅で行われており、バーチングを求められたときには義務を怠ってはならない。彼女たちは少年たちと同じように尻を笞打たれることを受け入れられるだろうし、周りの自然がより素晴らしいお仕置きを行える環境を提供してくれているので、おそらくこれ以上のことはないであろう。」と。
EDMへの通信者の一人はこう書いています。
「16歳から21歳までの女の子は、裸にされてオットマンに腹這いにさせられ、革紐や白樺の枝で叩かれ、できる限りの屈辱を与えられるべきだが、痛みが恥ずかしさに勝るまで叩かれるべきだ。」と。
これに対し、別の女性がこう書いています。
「確かに私の娘は17歳にして強情なところがありますが、裸の尻にスリッパを当てるだけで十分な効果が得られます。これに反発したり、他人の前でふざけてみせたりする場合は、尻叩きの前後に部屋の隅に立たせておくと治ることがあります。読者の方がおっしゃっているように、彼女を全裸にすることはありませんが、それはとても見苦しいことです。しかし、女性や親しい男性しかいない場合には、彼女の傲慢な鼻っ面をへし折るためにも、お仕置きされたお尻を丸出しにさせることがあります。」
また、若い妻や成人した娘の正しい扱い方について、自分と息子の娘婿に対する態度をこう述べています。
「義務と服従と規律があれば、お行儀の良い女の子になれます。上流階級の女性であっても、時には子供のように扱われ、膝に乗せられることもあるでしょう。彼女の権力の意識を失うことが不可欠なので、常に自分で罰の準備をしなければなりません。それを怠った場合、罰を与える側は、彼女の恥ずかしいという感情を高めるために、常に彼女のドロワーズを左右に開け広げたり、下げたりして、これから折檻をいただく尻をむき出しにしなければなりません。」
「目撃者については、反抗させないようにするための脅しとすることができます。しかし、この脅しを実行する場合は、スキャンダルにならないように立ち会う人に気を配る必要があります。礼儀正しく行われれば、その女性は恥ずかしさで一回りも二回りも小さくなることでしょう。」
ある女性は、姪のバーチングについて、「スカートを留めたり脱がせたりして下半身(特に「尻」)を露出させ、一日中召使の前でそのような格好にさせておくことが、彼女にとって大きな利益であり、躾ける者の満足につながる」と書いています。
また、ある学校の女教師は、「(おそらく「自虐」で)自分を甘やかしている女の子には、まず靴とシュミーズを脱がせることです。これから行われるお仕置きの光景が頭に思い浮かぶように放置された後、よく音の出るバーチで尻を叩くのがよいと考えています。」と述べています。
これが、エリザベス・マーカムが自分の意見を広めようとした文脈です。
寿あげるの翻訳作品など掲載しています。
もしよろしければご拝読ください。
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